BBS:尾ビレの充血
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うちの金魚BBS飼育相談室9[0383:尾ビレの充血]
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1: 尾ビレの充血
01 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/11/13(土) 20:25:27
こんばんは。お世話になりますm(_ _)m飼育環境


7p程の琉金1匹飼い。
45p水槽。
水量37リットル。
底砂→硅砂少し。
上部フィルター使用。

昨日今日と1/2水換えし、昨日、尾ビレのみ充血していることに気づきました。

昨日より今日の方が充血し浮き出た血管が増えています。

動きもだんだん元気がなくなってきたようです。


まだ何もしていませんが、これからどう治療すれば良いかまったく分かりません。

治療の手順を教えていただければ助かります。


よろしくお願いします。

02 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/11/14(日) 00:21:54
こんばんは、水徳です。
心配ですね。

突然、前触れなく発症した感じでしょうか?
単純に尾鰭の充血といっても、その原因は様々です。
充血昨日の換水後に充血したということなら、換水そのものに原因があった可能性もあるかもしれません。
ちょっとした水質変化で全身が充血してしまうような個体もいますので、念のために振り返ってみて下さいね。

もちろん、病原体による感染症とも考えられます。
その場合、今後の状況によっては投薬が必要になるかもしれませんね。
色素剤と抗菌剤は、一応用意しておきましょう。
その上で、ひとまずは塩水浴ですね。
出来れば本水槽から隔離して、濃度0.5〜0.6%あたりを目安にゆっくりと移行してあげて下さい。

これで、ひとまず2〜3日様子見でしょうか。
金魚をよく観察して、ちょっとした変化を見逃さないようにご注意を。
以上、ご参考になれば幸甚です。
治療、頑張ってくださいね^^

03 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/11/14(日) 18:48:49
≫水徳さん


アドバイスありがとうございます。


この琉金は1ヶ月ほど前、60p水槽にらんちゅう2匹と同居していたのですが、琉金がらんちゅうをいじめるので、今の45p水槽に移しました。


二階の暖かい居間から寒い玄関の水槽台の下の段へ移動したので、急な環境の変化にびっくりしたのかもしれないです。

水換えの後充血に気づいたので、それも原因のひとつかもしれません(;_;)


またこの子は、去年11月ごろ尾ビレの白濁、充血が発生していて、一時回復したあと、暮れごろ再発。この時、尾ビレに大きい血の塊ができ、薬浴+塩水浴で治り今まで体調は安定していました。質問です。

バケツへ移動して10リットルの水量で治療しようかと考えています。


更水100%のバケツに金魚を入れて塩を入れた方が良いのでしょうか?

それとも今の場所、水槽で環境を変えずに治療した方がこの子にとっては良いのでしょうか?


お返事、よろしくお願いします。

04 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/11/15(月) 15:39:19
ここ2〜3日で引っ越したわけでもなさそうですので・・・やはり原因がハッキリしませんね。
やはり感染症経由の充血かな?

治療ですが、やはり基本的には隔離の方が宜しいでしょうね。
病原体の蔓延を含めて、「水」に原因がある場合は隔離するだけでも随分違ってくると思います。
ただ時節柄ヒーターで治療環境の水温を一定に保てない場合は、水量的に優位な本水槽での治療の方が安心かもしれません。

05 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/11/16(火) 19:29:27

水徳さん≫


お返事ありがとうございます。


今ほど、バケツに隔離し温度と水合わせが終わったので、塩を入れ始めるところです。


秋の冷え込みで急に気温が下がった所に大型換水したのが悪かったのかな…?


変化に敏感な子で、先ほど移動の時に水槽からすくっただけで、尾ビレの充血が悪化…orz


30p水槽用ヒーターがあるので使ってみようと思うのですが、最終的に何度で安定させたらいいでしょうか?

06 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/11/16(火) 22:29:57
なるほど、確かに過敏な感じですね(^_^;)
ただ引っ越しによる極端な水温差が生じたようなら、それに起因した体調不良の可能性はあるかなと思いますよ。

治療環境の水温は、ひとまず本水槽の水温に合わせておけばいいでしょう(現在の水温が不明ですが)。
ただ、あまりに低水温ですと治療効果が十分に得られない可能性があります。
というより、一般的には塩水浴・投薬に関しては高水温下の方が より効果や薬効が高まるとお考え下さい。
もちろん、病気によっては昇温が危険だったり 水温を下げた方が効果的なものもあり、そこが難しいところなのですが・・・(^^;

07 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/11/19(金) 19:24:59
返信が遅くなりすみませんm(_ _;)m


塩水浴を初めて3日経ちます。

うちの子の状態ですが、バケツに入れてから今まで、バケツへの移動のダメージからか?底に沈んだままじっとしています。


移動時は30分かけて2℃の温度差を合わせ、1/5、1/4、1/3、1/2と水量を計って10分ごとに徐々に水換えし水合わせをしました。


本水槽の温度は11.6℃です。

塩水浴のバケツは13.5℃だったので、初日温度合わせをしました。


3日かけて現在の18.5℃まで昇温しました。


塩水濃度の調節と昇温は分けて行いました。


尾の充血は相変わらずですが、悪化はしていません。


なんだか話がまとまりまらなくて申し訳ありませんが、これからどうしたものでしょうか…(;_;)

08 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/11/20(土) 02:08:08
充血が悪化しない限りは、そのまま1週間〜10日程度様子見してみるしかないでしょうね。
しっかり移行なさったようですから、これで全く改善しないようなら投薬を試すことになるかもしれません。

当面は水質維持に努めつつ、金魚をよく観察してあげて下さい。

09 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/11/21(日) 11:32:49
水徳さん≫


いつもありがとうございます。


今日になって徐々にですが、少し動いたりヒレを動かしたりするようになってきました。

今まで微動だにせず沈んでいたので、良くなって来てるのかなと?

尾の充血もほんの少しですが減ったような気がします。


水質管理についてですが、水換えの頻度と量はどの程度にすればベストでしょうか?


また、ごはんをあげるのは完全に回復してからでしょうか?

10 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/11/22(月) 13:51:00
ちょっと回復傾向ですかね^^
換水頻度は治療環境・金魚の状態・給餌や排泄の有無によって様々ですが、10リットルの水量ならば1日におきに1/2位は必要なのかなと思います(完全に経験則ですが・・・)。
ただし水の傷みを感じるようなら、毎日でも実施してやることが肝要です。

給餌については、ある程度状態が好転してから・・・ということになりますね。
活動的になり餌を探したりねだるような素振りがあれば、試しに少しだけ与えてもいいでしょう。
もちろん、その分水質管理はシビアになることをお忘れなく。

11 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/11/24(水) 20:20:18
水徳さん≫


こんばんは。

うちの子、かなり元気になって来ました(^O^)ノ

水徳さんのアドバイスのおかげです!
ありがとうございますm(_ _)m


元気に泳いだりする姿も観察していると見て取れます♪

ただ、充血は引いて来たもののまだそれなりに残っています。


2日に1回、1/2換水と0.5%塩水浴、水温19.5℃を維持しています。

給餌については了解しました。もう少し見合わせてみようと思います。


ところで、この子が1匹だけで居た水槽ですが、消毒してリセットしたいのですが、消毒の方法を教えて頂けますか?

お願いしますm(_ _)m

12 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/11/24(水) 23:15:06
順調そうですね^^
治療が上手くいったようで良かったです。

消毒についてですが、普通に水道水でゴシゴシ洗って 天日に干すくらいで問題ないと思いますよ。
念には念を・・・ということなら、イソジンやキッチンハイター(洗剤・石鹸はNGです)を使用して消毒してやれば完璧でしょう。
もちろんですが、その場合は十分な濯ぎをお忘れなく。

13 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/11/28(日) 20:20:43
ご無沙汰しており失礼しました。


若干、充血が悪化しました。

前回お知らせした時は、ほとんど充血がなくなってきていましたが、今日尾オビレ全体に6、7筋血管が赤く浮き出ています。


割と良い動きをしているのですが…。


0.5%塩水欲、2日に1回1/2換水を続けています。

今日、ヒーターの温度を20℃→21.4℃にして様子を見ています。

14 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/11/29(月) 12:08:46
鰭の充血に関しては、なかなか治まってくれないしつこいものが目立ちます。
ただ必ずしもそれが深刻なものであるとは限りませんので、冷静に状況を見極めてあげて下さい。

金魚が元気で充血以外に異常がないようなら、個人的にはそんなに気にしなくてもいいかなと思いますよ^^

15 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/12/03(金) 19:37:50
ご無沙汰していて申し訳ありませんでした…。

うちの琉金はかなり動きが良くなって来て、ビュンビュン泳いでいます^^

2日前から1日1回5粒ほどフードをあげていて、ものすごい食欲でペロリと完食。

ふんも確認できましたが、ものすごい細くて黒いうんちで、イマイチ本調子でないのかな?と思います。

尾ビレの充血は2〜3筋ほど残ったままです。

現在0.5%塩水浴、23℃の水温を保っています。

今後、もう少し様子を見てみようと思います。

また変化があればご報告させて頂きたいと思います。

ありがとうございます。

16 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/12/09(木) 00:24:42
こんにちわ。
お世話になっております。


治療を始めて約1ヶ月ほど経ちました。
お通じもよく、食欲旺盛です。

3〜4本太い充血が残っいる以外はいたって元気です。

なかなか充血が無くならないので、今日塩水濃度を0.6%にしてみました。

この後は温度を上げたり、魚病薬を使ったりした方が良いのでしょうか?

すみませんが、アドバイスよろしくお願いします。m(_ _)m

17 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/12/09(木) 22:59:43
投薬するという選択肢は確かにありますね。
ただ先にも述べたように充血の原因は様々ですから、それで必ずしも効果を得られるとは限りません。
当面は0.6%塩水浴で様子見した方が、金魚へ負担を掛けずに済むかなと思います。
それでも引かない場合ですが・・・ごく軽い充血が残る程度で金魚が元気なら、私は徐々に通常飼育に戻してしまいそうです(^^;

18 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/12/11(土) 17:00:28
お返事ありがとうございます。


その後ですが、0.6%塩水浴、水温25.5℃、2日に1回全換水を維持しています。フードも少しずつ与えていて、排泄も普通です。


ただ、バケツに居る時には2〜3筋だった充血が、水換え時プラ容器にすくうと一瞬で7〜8筋に充血が増えたりします。

前にもお話ししましたが、かなり過敏にストレスがヒレに現れるようです。

本人は割と元気ですが…。

今後は教えて頂いた通り、しばらく様子を見てみます。

私がバケツに近づくといつも、ごはん!ごはん!と水面に来るようになって来ているので、問題なければ水槽へ移そうと思います。


心細い中、長期に渡りアドバイス下さり、本当にありがとうございました。

異変があったら、またまた相談に乗っていただくことになるかもしれませんが、その時はよろしくお願いしますm(_ _)m

19 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/12/23(木) 09:29:38
ご無沙汰しております。

またアドバイス頂きたく書き込みしました。

よろしくお願いします。


転覆状態になってしまいました。

0.6%塩水浴はそのまま、なかなか充血が良くならないのに悩み、一週間前から1日1℃の昇温を続け、31℃まで上げたのが21日で、22日はなんとなく元気がないなと思っていました。

そして23日の今朝バケツを見たら、横向に浮かんだり、ひっくり返ってエアーに流されていました(;_;)

そこで1℃温度を下げ、様子をみています。

昇温が原因かと思います。


今後、どうすればいいか分からなくて…。

私の判断が悪かったせいでこのまま死んでしまうのかと考えると涙が出てきます…。

20 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/12/23(木) 21:41:02
こんばんは。
ちょっと厳しい感じですかね。
伺う限りでは、転覆というより衰弱で姿勢が保てないという印象なのですが・・・如何でしょう?

今の状態が昇温によるものなのかどうかは不明ですが、充血が細菌感染症に起因している場合は、かなりハイリスクだったかもしれません。
例えばカラムナリス菌は、水温28℃前後の温度帯で最も活発になるというのが通説です。
つまり昇温の過程でその危険な温度帯に留まってしまい、病原体を活性化させてしまった可能性があるわけですね。
病気治療における昇温の際は、常にこのことを念頭に置いて実施する必要があると言えるでしょう。

また、病魚が昇温による環境・水質変化に着いてこれなかった疑いも少なからずありますね。
昇温・降温というと表面的に水温だけの変化と捉えがちですが、それに伴って水質や水中の溶存酸素量などの様々な要素が変化します。
例えば、昇温すると塩や病薬の効果は概ね高まると考えていいのですが、それはつまり「薬効が強まる・薬が強くなる」ことに他なりません。
もちろん、金魚自身の生理的作用にも大きな影響を与えることも無視出来ない要素です(人間と同じですね)。

問題の対処ですが・・・衰弱して浮遊してしまっている状況なら、正直してやれることは殆どありません。
エアの出力を最小限に抑えて、そっと見守るしかないかなと思います。
あまりお役に立たない内容で申し訳ない限りです。

21 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/12/24(金) 18:47:53
水徳さま


今までアドバイスいただき、本当にありがとうございました。

今朝、うちのりゅうきんさんは死んでしまいました。

私が余計な事をしたために、ずっと苦しい思いをさせてしまいました。

あの子の体調を見ていたのは私しかいなかったのに、あの子の具合が本当の意味で見えていませんでした。


水徳さんがおっしゃる通り、細菌が活発化した影響と更なる温度変化に体力がついていけなかったのかと思います。

この子の死を無駄にしない為にも、今居る他の子たちを大切にします。


また質問になってしまい申し訳ないのですが、以前、この子と同じ水槽に居た子たちには細菌がうつっているでしょうか?

22 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2010/12/24(金) 23:47:13
残念でしたね。
お役に立てず申し訳ありません。
ただバケツ係さんの対処が絶対的に悪かったかと言えば、決してそうではないと思いますよ。
長引く病気が、昇温または降温・病薬の切替などをきっかけに良化するのはよくあることです。
何事にもリスクはつきものですから、あまり気を落とされないように^^

ご質問の件ですが、暫く隔離治療なさっていたわけですから 他の子達に今現在異常が見当たらないならば、特に気にすることはないと考えます。
当面はちょっと注意して観察を続けるくらいで、何の問題もないでしょう。

23 : 名前:バケツ係 投稿日:2010/12/25(土) 21:10:29
水徳さま


これまで近くに魚のお医者さんが居る訳もなく、とても心細かったです。

そんな中、水徳さんに長期に渡り相談に乗っていただいて最後までどれだけ気持ちが救われたか知れません。


以前りゅうきんさんと暮らしていたらんちゅうたちは元気いっぱいで、心配はなさそうです。


最後に、本当にありがとうございました。


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