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01
: 名前:祥乃 投稿日:2009/10/28(水) 14:05:08
- こんにちは。
松かさ病(片側腹部膨瘤を伴う)と判断して治療を行っている、金魚すくいで我が家にやってきて3年目の和金・オスの「金さん」の相談です。
9月頃から両目が少し出てきている感じと、白い糸状の便もあり、絶食そしてココア玉に切り替えてみましたが、「金さん」の好みに合わないのかうまく食べてくれず、便がいっぱい出て、病気への抵抗力をつけるという「MAX35 BIO」を餌に混ぜて食べさせて、様子をみていました。便は、白い糸状の便と、いつも通りの便が少し出ていたと思います。
ただ、あと2匹同居の金魚がおりますので、今考えると自信がありません。
11月に入り、片側の腹部が膨らんできていて、上から見ると背骨が少し曲がっているように見えたので、「松かさ病」と判断してインターネットで検索して、手探り状態で治療を始めました。鱗に関しては、やんちゃなオスなので、普段からきれいではありませんが、腹部膨瘤を伴っている側が特に不揃いだと思います。
治療は、三歳和金「金さん」、やんちゃなオス、体長23cm
1〜4日目までは
@20Lの水にココア2.5g(計量スプン小さじ1)
Aエアレイションのみ使用、水温28〜29℃前後
B毎日全換水(水槽を2つ準備して交互に使用)
C薬餌(観パラ原液を染み込ませた) 小粒6〜7個/回を朝・夕
*5日目から、尾に白い斑点を発見、それが少しずつ大きくなってきているようなので、
8日目から@〜Cに加え
D塩(財団法人塩事業所センター)100g投入
本日で治療開始16日目になります。尾の白い斑点は無くなりました。水槽底に沈んでいるココアを食べているせいか、毎日、食べている薬餌の2倍量の便をし、元気で、薬餌をもっとほしがりますが、目と片側の腹部膨瘤は変わらないように思います。
このままの治療でいいのか、それとも違う治療法がいいのか、そもそも診断名は間違っていないかなど、どうしたらいいのかこの先が見えません。どなたか、ご指導いただければと思っております。
よろしくお願いいたしなす。
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02
: 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/10/28(水) 16:45:19
- こんにちは、水徳です。
ポップアイ気味で腹が膨らんでいるとなると、確かに松かさの症状と合致しますね。
ただハッキリと立鱗が見てとれるわけでもないようですし、体表の充血もなさそうですので・・・断定するには、ちょっと微妙かなという気がします。
治療手順も問題なく金魚自体も元気で、薬餌もガツガツ食べて排泄もキチンとあるのに、症状が緩和されていないのも そう感じる理由です。
背骨が曲がって見えるほど片腹が膨らんでいるとのことですから、可能性としては内臓腫瘍や肥大等の疾患なのかもしれません。
ひとまずはもうしばらく現在の治療を継続するか、薬餌に使用している病薬を切り替えてみることをお勧めします。
これで変化がないようなら処置出来ない内疾患であることを踏まえて、徐々に通常飼育に戻していく(例えば薬餌を与えることからやめていく)ことをお考えになってもいいのではないでしょうか。
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03
: 名前:祥乃 投稿日:2009/10/28(水) 18:25:18
- 水徳様、ありがとうございます。
薬餌に使用している「病薬の切り替え」には、何がよろしうでしょうか?
また、徐々に普通の生活に戻していく場合、仲間の所に戻してあげてもよろしいでしょうか?
更にさらに、「MAX35 BIO」というバクテリアを規定量よりも、多く与えたことは、関係ないでしょうか?
質問ばかりで、申し訳ありません。今回のことで、獣医さんには、金魚は管轄外と、観賞魚店では、自分たちも10匹中2匹しか助けられなかったと言われ、できるだけのことをしてあげたいの一念で、インターネットで検索いたしました。
それでも、やはり、金魚治療の初心者という限界を感じておりました。ご指導いただいて、涙が出てまいります。
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04
: 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/10/28(水) 20:29:36
- 獣医さんは、確かに管轄外かも・・・(^_^;)
しかし、伺う限りではベストの治療過程だと思いますよ。
金魚が元気でいることが、その証明です。
諦めずに、出来るだけのことはしてあげたいですよね^^
病薬の切り替えを提案したのは、長期間同じ成分の薬の使用を続けると、一部の病原菌がその薬効に対して耐性をもつことがあるからです。
もし細菌性の病気だった場合は、そうなってしまうと薬が効かずに難しいことになってしまいます。
切り替える薬は、「エルバージュ」か「グリーンFゴールド顆粒」がいいでしょう。
パラザンとは全く異なる成分ですし、薬効も十分期待できますよ。
もし細菌性の病気でなければ、徐々に通常飼育の状況に戻していいとは思いますが・・・仲間と合流させるのは賛成しかねます。
給餌量を管理したり何かの時に即応するためにも、そのまま個飼いしてやった方が無難かなと思います。
MAXVAIOというのは、バクテリア剤ですかね?
使用したことがないので、「食べさせる」というのが今イチ解りませんが・・・おそらくあまり関係ないような気はします。
そもそも、そういう感じのアクアリウム商品は基本的に信じない方の部類ですので・・・申し訳ありません(^^;
ただ害になるようなことにはならないだろうという、単純な発想です。
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05
: 名前:祥乃 投稿日:2009/10/29(木) 05:54:55
- 水徳様、ありがとうございます。
「どぎゃんかせんといかん!」状態の中、手さぐりで治療計画を立て、始めてはみたものの、その後の進路、方向がわからず、「金さん」に薬餌を与えるたびに泣いておりましたが、水徳様のご指導のお陰で、これからの治療方針が決まりました。
出来るだけのことをしてあげて、「金さん」の寿命を....全うさせてあげたいと思っております。
本当にありがとうござざいます。
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06
: 名前:祥乃 投稿日:2009/11/12(木) 14:15:33
- 水徳様、
再びご指導いただきたく...、前回は「どぎゃんかせんといかん!」状態での治療開始でしたが、今回は「なんじゃ!これは!!」状態となってしまいました。
左側腹部膨瘤が11/8(日)から軽減し始め、昨日11/11(水)朝には、一番腫脹していた部分の鱗は多少不揃いでしたが、ほとんどお腹の腫脹が無かったころの状態になり、排便2p×2本も確認でき、「やった〜!!完治」と、通常の生活に戻す計画を考えておりました。
ところが、同日夜に、不揃いだった鱗3〜4枚に赤黒色出血跡、そして、金魚金さんの身体が少し斜めっておりましたが、様子観察のみ。今朝6時には、時々斜めになりながらも水槽の中を泳ぐ姿を確認、もしかしたら、餌を食べるかもしれないと、普通の餌を与えましたが、食べず、30分後水槽をのぞいた時には、水槽の底に横倒し状態で呼吸をし、目を動かすだけになっておりました。「なんじゃ!これは!!」状態です。
治療経過としては、
*10/30 ー @ABD(10/28付け記載)はそのまま継続し、薬餌をパラザン→グリーンFゴールド顆粒(水100mlに1g)に変えて治療
*11/ 4 ー しかし左側腹部膨瘤は日に日に大きくなり、排便も細い状態から全く出ない状態。食欲があり、元気でしたので、目分量ではありましたが、グリーンFゴールド顆粒の濃度を上げた薬餌5粒と、一番膨瘤していたところの鱗が数枚めくれていたので、ダメもとでパラザン薬餌2粒を与えて、その後絶食。
*11/ 5 − 水槽の底で動かなくなったので、治療(ココア浴)を一旦中止。0.5%食塩浴のみ、@AB継続。
*11/ 6 − 0.6%食塩浴に変更、@ABは継続、金さん少し動き出す。
*11/ 8 から 左側腹部膨瘤に変化が見られ、昨日11/11朝には、最初にお話した状態となりました。そして、同日夜、鱗に出血が...。
*現在も、0.6%食塩浴、@AB継続中です。
水槽の底に横倒し状態では、手の施しようがないのはわかっておりますが...、お話をお聞かせください。
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07
: 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/11/12(木) 23:04:57
- 念のためですが・・・転覆というわけではないですよね?
明らかに金魚の状態が悪い、または生気が無いということですと ちょっと難しいかもしれません。
内臓系の疾患は再発性が高く、回復途上かなと感じていても突然症状がぶり返したり 別の病気を発症することが目立ちます。
今回のケースが当てはまるとは限りませんが、飼育者が考えているより金魚自体の体力や免疫力が低下していることに起因している可能性は高いでしょう。
今後は、ひとまずそのまま塩水浴で様子見してやるしかないように思います。
排泄も無い状況なら、ココアも抜いた方が良さそうです。
お役に立ちそうにない内容で申し訳ありません。
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08
: 名前:祥乃 投稿日:2009/11/12(木) 23:44:49
- 先ほど0,6%塩水浴継続で、半換水をいたしました。
槽底に横たわってから、15時間経過した今も、時折、尾びれを使って移動している姿をみると、涙がでてきますが、飼い主として、最後までお世話をしたいと考えております。
ご指導をありがとうございます。
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