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うちの金魚BBS飼育相談室9[0195:治療中に衰弱してきています]
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1: 治療中に衰弱してきています
01 : 名前:りんご 投稿日:2009/11/13(金) 02:09:16
初めて相談します。
金魚すくい出身の小赤(約4cm)を屋外の水槽で飼育していました。
1ヶ月ほど前に白点病と尾ぐされ病を併発してしまい、室内で治療をしてきました。
尾ぐされがひどくてヒレがあちこちなくなっていますが、一応進行は止まったようです(半透明や黒になっています)。
白点病も治り、1週間ほどは白点が確認されていません。

しかし、お腹?(側面)がかなりの範囲で脱色したように白く、頭を下に45度の角度で浮かんでいることが多いです。
お腹は皮膚が薄くなっているように見え、鱗1枚分は剥がれたのかもしれませんが、穴あき病で調べた様子とは異なるように思います。悪化はしていません。
一時は元気になってきたと思ったのにまた逆立ちしていることが多くなり、とても心配です。

初心者なのであれこれいじってしまったと反省ですが、1ヶ月の治療内容を簡潔に記載します。

●白点病+尾ぐされ(お腹の白さや45度逆立ちもあり):0.5%食塩水+グリーンFゴールド顆粒。
   ↓
●回復する他の金魚から隔離。食塩と薬浴継続。白点がなくなる。
   ↓
●じっとして動かないことが多く、薬を抜くが改善せず。
 鰓病や穴あき病を疑って食塩水+グリーンFゴールドリキッドに切り替え。
 エアーのモーターをつける。少し元気になり泳ぐ。
   ↓
●同居の金魚の症状に合わせて食塩水+メチレンブルーに切り替える。
  しばらくは元気だが徐々に逆立ちで浮くことが増えたため、調子が良かった時のグリーンFゴールドリキッドに戻す(3日前)。
   ↓
【現在】日を追うごとに弱り、逆立ちで底に沈んでいることが増えています。
     泳ぐ時にはなんとかまっすぐに泳ぐのですが(弱々しい)、今日は潜水艦の急浮上のように“水面まで一気にあがって顔を出すとまた沈む”ことを繰り返していました。
     鰓の見方は正直よくわからないです…。昨日まで特に心配ではありませんでした。今日は少し速いようにも思います。閉じるのは大丈夫です。

【現在の環境】 10Lの飼育ケースに1匹で、エアストーンをつけたモーターを使用しています。
          濾過装置・ヒーターはありません。水温は日によって16〜19℃くらいで変動しています。
          水は毎日1/4〜1/2を入れ替えて食塩・薬を足しています。
          絶食していましたが、数日前に欲しがる様子があったので微量のココアを与えたり与えなかったりしています。
          昨日与えましたが今日は全く糞が出ていませんでした。

長期の薬浴によって衰弱している&胃腸障害 だと推測していますが、自信がありません。
今後どのようにしたら良いでしょうか?
また、ヒーターは必要でしょうか?
25〜27度に自動設定のものはあるのですが10Lという水量で水が傷まないか心配ですし、昇温が徐々にできないのも怖いです。
そのヒーター使用によって水質を悪化させ尾ぐされ病にしてしまった失敗経験があるのでとても怖いのです・・・。

以上です。要点がつかめず長文で失礼しました。
疲れきっている金魚を休ませて元気にしてあげたいと思います。
宜しくお願いします。

02 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/11/13(金) 13:11:39
こんにちは、水徳です。

頻繁な環境(水質)変化によるストレスと内疾患という見立ては、当たっているかもしれませんね。
頭を下げてボーッとしたり、突然水面に突進してまた潜るといった挙動は、内臓系に異常を抱えた個体に比較的目立つように感じます。
短期間で何度も病薬を切り替えたようですから、それに順応するだけで相当な消耗を強いられていそうな印象です。
かなり心配な状況であることは間違いないでしょう。

かなり衰弱していそうですから、今後の対処は難しいですが・・・私なら病魚を休ませる意味と共に、治療を仕切りなおすために0.5〜0.6%程度の塩水浴だけに戻してしまいます。
それは金魚自体の体調や体力が上向かない限り、どんな薬を投与したところで効果は薄いと考えられるばかりか、薬によるストレスで金魚が先に参ってしまう可能性が高いと考えられるからです。
駄目元だと言えるかもしれませんが・・・ご検討なさってみてください。

なお現在投薬しているグリーンFゴールドリキッドは、水質にかなり強く干渉しています。
慌てて真水に戻したり(もちろん逆もですが)すると更におかしくしてしまうことになりますので、ゆっくり時間をかけて薬抜きしてあげてください。
うまく持ち直してくれるといいですね^^

03 : 名前:りんご 投稿日:2009/11/13(金) 23:33:24
水徳様

ありがとうございます。やはり不要なストレスをかけてしまっていたのですね・・・。
金魚に申し訳なく思います。今日はまだしっかりと観察できていませんが、際立った悪化はしていないようです。まだ手の施せるうちに助けてあげたいと思います。

塩水浴のみにすることは私も考えていたので、水徳様にご意見を頂けて安心して踏み出せます。といってもゆっくり時間をかけて、ですよね。水替えをしながら少しずつ薄めます。
しばらく様子を見てまたご相談させていただくかもしれません。その時はどうぞ宜しくお願いします。

04 : 名前:りんご 投稿日:2009/11/14(土) 20:21:42
今朝から悪化しています(泣)
止まるとフワーッと浮いてきてしまうようで、昼には横になっていることもありました。
しばらくするとまた潜っていくのですが、潜っては浮いて…の繰り返しです。
昼から少しずつ食塩水にかえているのですが(1Lほどかえました」)、これだけ弱ってくると、換水を継続していいものか迷います。
他の方の相談のところで「些細な刺激も命取り」とお返事されていたので・・・。
とはいえ、このまま薬に晒されていてはしんどいのではないかとも思うのです。

かなり危険な状態であることは自覚していますし、責任はもちますのでアドバイスをお願いします。
「ゆっくり戻す」の具体的な方法も教えていただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。

05 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/11/14(土) 22:45:59
かなり厳しそうな状況ですね。
ただおっしゃる通り、そのまま薬に曝しておいてもダメっぽいので・・・私なら、やはり薬を抜きます。
確かに水質変化のストレスを与えるリスクはありますが、フラフラになっている要因の一つと思われる薬を取り除くのですから、金魚に少なからずプラスに作用する可能性も十分でしょう。

換水方法ですが、エアチューブ等でサイフォンの原理を応用してみてはいかがかなと思います。
台等を利用して新水の入った容器を治療容器より高い場所に置けば、比較的簡単に実施出来ますよ^^
ただし用意する新水は、薬が入っていない以外の変化は極力抑えてあげましょう。
塩分濃度や水温をピタッと合わせてやることで、与えてしまう負荷を最小限に留めることが大切ですね。

06 : 名前:りんご 投稿日:2009/11/15(日) 13:14:10
ご指導ありがとうございます。
教えていただいた方法で、少しずつ新水を足しているところです。
金魚はずいぶん弱りましたが、それでも一生懸命に呼吸をして生きようとしています。
見守ってあげようと思います。

07 : 名前:りんご 投稿日:2009/11/17(火) 22:56:48
薬を1/10に薄めた食塩水の状態で丸2日が経過します。弱ったままですが時折(驚いたとき?)泳ぐ力は残っています。
そこで再度教えていただきたいのですが、体がくの字に曲がってしまうのは、瀕死の状態だからでしょうか?それとも内疾患の為でしょうか?
ネットで調べてみましたがよくわからず、対処ができるものなのかどうかもわかりません。なるべくストレスを排除して体力を回復するのが一番と思い静かに見守ってきましたが、やせ細った体ではかわいそうでなりません。
現状でできることがあればお教えください。
ちなみに、昨日、ほこりのように細く切れ切れではありますがフンがでていました。

また、エアーのしぶきで水が減っていますが、この場合は食塩濃度が濃くなったりするのでしょうか?水を足す際に気になりました。
質問ばかりで申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

08 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/11/18(水) 02:13:40
衰弱して泳ぐ力を失って浮いてしまうと、体が湾曲したような状態になってしまうことはよくあることですね。
内疾患というよりは、運動能力の麻痺からきているのだろうと考えられます。

その状況ではしてやれることは少ないと感じますが、水質をしっかり管理してあげるくらいしかないでしょう。
ただもうダメかなと思っていた金魚が、驚くほど元気に回復したという事例は決して珍しくありませんし、私自身何度も経験しています。
諦めずに見守ってあげて下さい。

なおエアの飛沫で水が減っても、塩分濃度は変わりません。
例えばバケツに作った0.5%塩水をうっかり半分床にこぼしてしまっても、バケツに残った水は0.5%のままですよね?
こぼれるのが飛沫程度なのか半分なのかの違いだけで、その量に関わらずバケツ(水槽)の塩水の濃度は変わらないわけですね^^
ただし水が蒸発して減った場合は別です。
この場合は塩水の「水」だけが蒸発し「塩」は蒸発しないので、水が減っただけ塩分濃度が上昇することになります。

09 : 名前:りんご 投稿日:2009/11/18(水) 20:56:25
水徳様、ご丁寧にありがとうございます。
“九死に一生スペシャル”を信じて頑張っていたので、「もうダメかなと思っていた金魚が、驚くほど元気に回復したという事例は決して珍しくありませんし」のお言葉に励まされました。ありがとうございます。
餌に関しては、やっぱり今の状態ではまだ絶食ですよね?治療を始めて約1ヵ月まともに食べていない上に5日間ほどは全く口にしていないので心配なのですが、餌を食べにくる元気はありませんし、消化できるかどうかも不安ですものね。もう少し体力が戻るまで、ぐっとこらえてみます。

10 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/11/18(水) 23:33:05
大きさが4cm程とのことですから、確かに1ヶ月の絶食となると心配ではありますね。
ただ現状で給餌して仮に口にしてくれたとしても、それはそのまま病魚の消火器官への無用な負荷として跳ね返ってきてしまうだけかなと思います。

おっしゃるように、今しばらくは絶食させとおいた方が無難でしょう。

11 : 名前:りんご 投稿日:2009/11/21(土) 10:07:39
昨夜、残念ながら息をひきとりました。
治療開始から約1ヵ月、横たわるようになってからちょうど1週間の闘病生活でした。
そこまで悪化させてしまったのには1度ではない私の不手際があったので後悔しきりですが、金魚はとてもよく頑張ってくれた強い子だと思います。
また、瀕死の状態になりながら1週間も生きながらえたのは水徳様のご指導のおかげです。本当にありがとうございました。

12 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2009/11/21(土) 21:02:11
残念でしたね。
お役に立てず、申し訳ありません。

おっしゃるように、亡くなった子は相当頑張ってくれたものと思います。
りんごさんの治療がまずかったわけでは、決してないでしょう。
この経験を、ぜひ次に活かしてあげてください^^


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