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01
: 名前:ヤマコウ 投稿日:2007/06/14(木) 18:36:30
- はじめまして、ヤマコウと申します。
こちらのサイト様などを参考にして水質管理等を勉強しながら、
3週間程前から金魚の飼育を始めました。
飼育環境は下記の通りです。
水槽:60cm
ろ過システム:上部フィルター(物理ろ過的に使用)
大磯砂の下に底面フィルターのベースを設置して、外部フィルターにて吸水・排水(生物ろ過的に使用)
飼育個体5p程度の琉金2匹。コケ取り用にヤマトヌマエビ5匹、オトシンクルス3匹、イシマキガイ6匹。
本日気が付いたのですが、琉金の尾びれの根元に何か生き物(?)が付いているのに気が付きました。
寄生虫など検索してみたのですが、該当するものが見つからずに質問した次第です。
琉金はいたって元気なのですが、この付着しているものは何なのでしょうか?
又、寄生虫・病気等であれば治療方法などご教授頂きたいのですが、ご回答頂ければ幸いです。
画像は下記にアップしてあります。
http://www14.plala.or.jp/yamakow/newpage2.htm [source] [check]
宜しくお願いします。
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02
: 名前:水徳 投稿日:2007/06/14(木) 22:10:33
- はじめまして、水徳と申します。
私が知っているものよりちょっと白い気がしますが、姿形からいって
ウオジラミだと思われます。真正面から見るとカブトガニにそっくりではないでしょうか?
大型の寄生虫ですが、今すぐ命に関わるようなことはありませんのでご安心下さい。
まず治療方法ですが、シンプルそのものです。ピンセット等で虫をポイと
取り払うだけです。ただし注意点があります。
まず一点目は結構しっかり体表に食いついていますのでいろんな角度に引っ張ってみて、
無理なくソフトに排除してやるということです。力任せに引っ張りますと
金魚の周辺組織ごと取れてしまうことがままあります。
二点目は、一連の排除作業を必ず水中で行うということです。
飼育水を小さな手桶のようなものに入れて、その中で作業するのが
よろしいでしょう。水から出してしまいますと思わぬ力が入ったりしますし、
何より金魚に相当のストレスを与えてしまいます。また人間の手の温度は
金魚にとってかなりの熱さに感じられるはずですので、万全を期すならば
本水槽に暫く手を浸して冷やしておくと なおよいと思います。
無事ウオジラミを退治いたしましたら、寄生されていた部分が炎症を起こしている
可能性がありますので 消毒を兼ねてメチレンブルー等での薬浴を数日間
されると安心です。薬浴が面倒であれば、メチレンを患部に直接塗っても
構いません。いずれにしても 暫くの様子見が必要だと思います。
以上です。なお、この他にもウオジラミがいないかどうかをよく観察なさってください。
繁殖して大量発生しますと大掛かりな水槽リセットが必要となってしまいます。
なにか心配事がありましたら お声をかけて下さい。
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03
: 名前:ヤマコウ 投稿日:2007/06/14(木) 23:06:48
- はじめまして、水徳さん。
ご回答ありがとうございます。
「ウオジラミ」だったのですね。金魚に最初から寄生していたのか、金魚藻、コケ取り部隊のオトシンクルスのどれかに寄生していたのかは、判断が付きませんが何れの個体も薬浴は行なわずに水合わせのみで投入しましたので、失敗でした。
明日にでも除去作業をしてみます。
メチレンブルーもまさかのために、用意してありましたので助かりました。
お忙しい中のご回答ありがとうございました。
経過報告を兼ねて又書き込みしたいと思います。
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04
: 名前:水徳 投稿日:2007/06/15(金) 00:43:59
- ウオジラミは最大5ミリ程度の大きさだったと記憶しています。三週間で成長したと考えても、これだけ大きな虫を金魚を購入する時に見落とすことはないと思います。
店側も普通は金魚を販売する前にトリートメントやチェックをしますので、水草にくっついてきたとみるのが妥当でしょう。
ご参考までに、水草は結構適当に売られていたりしますので要注意です。今回のような大小の寄生虫やその卵、様々な病原菌、下手をすると残留農薬があったりします。新しい水草を入れた途端に、金魚の調子が…というのはよくある話かなと思います。
水草を新規で追加される時は少し濃いめの塩水でよく洗った後、充分に濯ぎを行い、さらに念の為カルキ抜きしていないたっぷりの水道水に浸しておいたりすると安心です。
それではウオジラミとの対決、頑張って下さい(^^)よい報告をお待ちしております。
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