BBS:金魚購入時のトリートメントについて教えてください
BBS:金魚購入時のトリートメントについて教えてください

うちの金魚BBS飼育相談室6[0266:金魚購入時のトリートメントについて教えてください]
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1: 金魚購入時のトリートメントについて教えてください
01 : 名前:一成 投稿日:2006/10/02(月) 23:09:29
いろいろ探したのですが、どうしても見つけられないので書き込みいたしました。
今年の7月から、娘の金魚すくいがきっかけで金魚にはまってしまった父親です。

金魚を購入して本水槽に入れる前のトリートメントなのですが、
「絶食」と「0.5%塩水浴」以外に、メチレンブルーとグリーンFゴールド顆粒の2種類で
トリートメントをしたいと思っています。
できるだけ金魚に負担をかけずに、上記の2種類の薬品によるトリートメントを
するには、どういうやり方がいいでしょうか?

この2種類の薬品を選んだのは、この2つで、ほとんどの病気をカバーできるかな?と思ったからで、
これが正しいかどうかも判断できません。
また、導入時に薬品によるトリートメントをしていいのか、悪いのかもわかりません。

皆様のアドバイスをいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

02 : 名前:鈴川聖樹 投稿日:2006/10/03(火) 01:28:58
基本的には塩水+メチレン(規定量よりも少なく)が異常が無いとき。血走っていたり尾ぐされっぽいときはゴールドでって感じです。一緒には入れないほうがよいかと。金魚ちゃんの状態を見て判断するのが一番いいかと思います。
他の人のレスもくるといいですね。

03 : 名前:金魚道楽 投稿日:2006/10/03(火) 08:41:54
 こんにちわ。金魚道楽です。

 導入は最初の受け入れ態勢がとても大切で、環境の変化や輸送の疲れで戸惑っている金魚をじゅうぶん安心させて
やらなければなりません。
 いきなり薬浴するよりは、まず塩水浴で様子を見るのがよろしいと思います。
 金魚に負担をかけないコツはやはり、なるべく大きな容器で受け入れることです。下限はありますが上限はありません。下限は1尾あたり10リッターを目安にお考えいただくとよいと思います。
 ただ10リッターでは水質維持など難儀な面もありますので、衣装ケースなり漬物樽なり、数十リットル入る容器を活用なさったほうが格段に楽なことを申し添えておきます。
 塩水浴中は絶食させます。数日はフンを大量にしますので、これを取り除くことをお忘れ無く。怠るとアンモニア濃度が急上昇し、金魚は確実に病気になるか、最悪中毒死します。生き長らえても後遺症が残りやすいので、たいへん重要です。
 数日を過ぎると排便も落ち着いてきます。そこからが本格的な養生期間です。そのころには引っ越しのショックも落ち着き、新しい水のクセにも多少慣れてきています。薬でのトリートメントをなさるなら、このときからはじめるのが無難だと思います。
 薬は、飼育水の少ないときほどゆっくり入れるよう心がけてください。異物が溶け込んでくると金魚が驚きますから、静止して警戒したり、勢いよく泳いだりしたらいったん止めます。落ち着いた泳ぎが見えたら、また少しずつ足します。
 予防薬浴ですから、薬浴期間は金魚が元気なようなら3日〜5日ほどでよいと思います。
 この期間もフン取りは行ってください。尿や呼吸でアンモニアはどうしても溶解してきますので、水を嗅いで生臭く感じられたら、半分〜全部の水を交換なさってください。
 このとき、薬(や塩)の濃度がピタリと一致するように、投薬量はきちんと把握なさっておいてくださいね。温度もきちんと合わせることも大切です。
 金魚が元気で問題がないようなら、いよいよ本水槽デビューに向けての準備です。
 いそいで真水に戻すと金魚は調子を崩してしまいます。少し濃度を下げた薬水で水換えをしてゆき、日にちをかけて段々に真水に近づけていきましょう。ある程度濃度が下がれば、あとは真水を直接入れて薄めていって結構です。
 本水槽に移してからは、これも引っ越し・環境変化に違いはありませんから、戸惑いが収まるまで数日はエサを与えてはいけません。
 エサは与える時間をきちんと決めて、はじめはほんの一撮みから。久しぶりの食べ物は、いきなり大量に取ると負担となります。少しずつ少しずつ増やしていってあげてください。
 ここまできて、はじめて水槽デビューの成功となります。あとは水質維持に気をつけて、金魚を愛でるばかりです(^^

04 : 名前:一成 投稿日:2006/10/03(火) 19:05:50
鈴川聖樹様、金魚道楽様
丁寧なご教授、ありがとうございます。

近所に金魚、鯉の養魚場があり、種類も数も豊富なのですが、病気を持っている場合もあり、
導入前トリートメントに敏感になってしまいました。

お二人のレスを私なりにまとめてみました。

<できるだけ大きな容器を用意する>
1.5日間:絶食、0.5%塩水浴
2.3日間:絶食、0.5%塩水浴、メチレンブルー
3.3日間:絶食、0.5%塩水浴、グリーンFゴールド
4.徐々に真水にしていく
5.本水槽デビュー:数日間の絶食後、徐々に餌を増やす

と、こんな感じでいいでしょうか?

本水槽には、他の金魚がすでにいるのですが「仕切りで隔離して慣らす」
という方法でもいいですか?

05 : 名前:金魚すき。 投稿日:2006/10/03(火) 20:55:22
トリートメントの話しですが、確かに売ってある金魚は病魚がありすぎ!!ホームセンターなどの雑な飼育環境や扱いは「まぁー仕方ないかな」とも思う点はありますが、専門のショップでも病気なんてザラですよね。もちろんそうではない店もありますが…。一番困るのは、本水槽にいる元気な金魚に病気をうつされたら最悪です。飼育水が出来上がっていた場合はさらに最悪!金魚飼育とは病気との戦いなんでしょうか?飼い始める前までは、これほど病気に感染しやすいなんて知らないし、実際金魚にハマって病気に苦労するんですよね。すみません、ただの愚痴です。

06 : 名前:金魚道楽 投稿日:2006/10/04(水) 08:46:59
 こんにちわ。金魚道楽です。

>一成様

 予防薬浴はメチレンと細粒の混合薬浴でもよろしいですよ。
 短期間のうちに別種の薬に晒されるよりは、ひと思いにやったほうが(環境変化の回数を減らしたほうが)金魚の負担も軽減されると思います。

 仕切りはあまり必要ないのではと思います。
 互いにぎこちないのも精々一週間くらいですから、この期間に金魚が気疲れしないよう観察なさるとよいと思います。
 生体の数が増えると一時的に濾過バランスも崩れますので、はじめのうちはこまめな水換えが必要になるかもしれません。
 環境にもよりますが、アンモニア・亜硝酸・硝酸塩の値は適正なのに、なぜか金魚たちに生気がなくなることがあります。こうしたとき5〜7割ほど水換えをしておくと、気疲れ金魚が病気になるのを防ぐのに役立ちます。

>金魚すき。様

 優雅に泳いでいるところだけ見ると和むんですけどね(笑)
 どんなペットも飼えば苦労がついてくると思います。苦労もひっくるめて楽しみましょう(^^/

07 : 名前:一成 投稿日:2006/10/06(金) 00:47:35
>金魚道楽様

再び、ご指導ありがとうございます。
読んでみると「なるほど!」ということばかりです。
金魚じゃなく、自分に置き換えてみると「言われてみれば」という感じですね。
まだまだ私は、金魚に対する思いが足りないです。
本当に勉強になりました。ありがとうございました。

>金魚すき様

おっしゃるとおり、ハマって苦労しますね〜。
でも、それもまた楽しくなってきました。
すでに足抜け出来ない状態なのかも・・・。

レスいただいた、鈴川聖樹様、金魚道楽様、金魚すき様はじめ、
他の皆様、今後ともよろしくお願いいたします。


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