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01
: 名前:あき 投稿日:2006/08/25(金) 22:08:31
- 初めて金魚を飼い始めたのですが、金魚が底でじっとして元気が無くかなり弱っているんです。
水槽の大きさは30センチ位で、濾過機能のついたエアーポンプと水草を水槽の中に入れてます。
四日前に流金系だとおもうのですが、赤一匹を金魚屋さんで。
三日前に流金系だと思うのですが、茶一匹、黒出目金を一匹を魚専門店で購入しました。
昨日の朝から元気が無く夜になって黒出目金の体全体に白カビがでてきたので、夜薄めの食塩水に入れて、今朝少し濃いめの食塩水に移して食塩浴をさせました。
今日の午後に三日前に金魚を購入したお店に三匹を連れていき、お店の方にみてもらい水が合わなかったのではと言われN.Fというお薬を購入しました。
15ミリ水槽の中に入れるよう言われてそうしてるのですが、ますます元気が無くなってる様子なので心配です。
昨日は餌を三匹ともちゃんと食べてたのですが、今日黒出目金は食べても口からすぐでてきてしまったり、赤は少ししか食べてなかったり、茶は食べてなかったりで。
茶が一番弱ってて水面を漂ってる感じなので何か良い対処の仕方をご存じの方教えて頂けないでしょうか、お願いします。
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02
: 名前:ちく衛門 投稿日:2006/08/25(金) 23:17:48
- 今晩は。
幾つか、気になった事を書きます。
まず、上記の説明は、随分アバウトな記述が目立ちます。
「30センチくらい」「薄め・濃い目の食塩水」と言った具合に・・・また、「15ミリ水槽」とは・・・?
現状を把握する上で、また治療をする上で、正確な水量や塩分濃度は非常に重要ですから、正確に計量する様にして下さい。
そして、塩水浴での治療の基本ですが、長期浴では0.5〜0.6%(10リットルに50〜60gの塩)を使用します。
治療中に餌を与えてはいけません。
さて、この説明では、推測するしかないのですが、「体全体にカビ」というのが気になります。
私は、「白雲病」の可能性を疑います。しかし、全く推測です。
この病気ですと、正直、厳しいですね。全身にまわってしまっているとなると、今は絶命している心配さえしています。
一般的には、グリーンFリキッドなどの色素系の薬品や1%前後の高濃度の塩水に数十分入れるなど、治療法が考えられますが、
重度だと、殆ど生還できないと思います。
この病気は、うっすらと白い膜が出来るような症状が出ます。本家の「カビ病」は傷に寄生しますから、「全身」と言うのは、考えにくいです。
そのほか、考えられるのは白点などでしょうか。
また、状況から考えて、購入時に羅病していたと考えるべきでしょう。
店員に「水が合わなかった」と言われたそうですが、普通、水道水を使用している限りは問題が無いはずです。
通常、水温や水質を購入した際に合わせますが、この事を言っているのではなければ、そのお店は、信用が出来ないと思います。
今一度、よく観察して、情報を書き込んでください。
今言えることは、塩水濃度を確認して、適度な換水で清潔を維持する事です。
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03
: 名前:あき 投稿日:2006/08/26(土) 06:51:20
- アドバイス有難うございます。
私まったくの素人なので、書き込みアバウト過ぎてすいません。
水槽なのですが、Sサイズの水槽で、横が31センチ、幅が18.5センチ、高さが24.5センチです。
薬なのですが、15ミリリットルを水槽の中に入れて様子をみて下さいと言われ、今はそのようにしています。
出目金なのですが、教えて頂いたような白い膜が剥けるような症状が昨日の朝観られました。
赤と茶は私自身がみても、まだなかなか違いが判らなく、症状の判断出来ないでいます。
今、食塩浴はさせてないのですがした方が良いのですか?
お店の方には二日位様子をみて様子が余り変わらなかったら、お水を半分交換しお薬をまた15ミリリットル入れてくださいと言われました。
金魚はまだ生きてますが弱ってる様子は変わりません。
お店で金魚を購入した時にすぐ水槽に移さず、袋のまま水槽に浮かべ時間をおいてから水槽に移して下さい。と言われそのようにしました。
でも今よく思い出してみると、五日前に最初に購入した流金系の赤1匹を水槽に移した時、金魚が入ってた袋の中の水がとっても生臭かったです。そこから病気がきている可能性は有るのでしょうか?
本当ズブの素人なので書き込みの内容が足りないと思いますが、アドバイス宜しくお願いします!!
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04
: 名前:あき 投稿日:2006/08/26(土) 07:09:22
- すみません書き込み忘れがありました。
今もう一度金魚をよく観てみたんですが、出目金と流金系の赤の尾に白い細かな点がありました。
茶もよく観てみたんですがよく判りません。
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05
: 名前:ちく衛門 投稿日:2006/08/26(土) 23:01:03
- こんばんは。
文面で病気の特定をするのは、難しいですね。また、不覚にも、「N,F」なる薬品を私は知りません。検索しても分かりませんでした。
可能なら、その薬品の情報を教えて下さい。「メーカー名」「主要成分」が分かれば良いです。
お店の方の指示に逆らうようですが、薬浴をして、白濁や悪臭を感じたら、毎日でも、8割〜10割の水替えを行った方が良いと思います。
薬品の正体が分かれば、もう少し、詳細にお話できると思いますが、今は、清潔に、としか言えません。
現在は、どう言う環境でしょうか?S水槽で治療されているのでしたら、エアーポンプによる酸素供給以外は基本的に不要です。水草が入っているなら、取り除いた方が良いと思います。砂利も不要です。
ここでは、病気の特定は困難ですが、「白点」と「白雲」の違いについて、参考までに書きます。
白点病は、白い点がヒレや体表に付着し、全身に広がると、食欲不振を起こし、死亡します。金魚はとてもかゆがります。この病気は夏季には発生しにくい病気です。
白雲病は、1ミリあるかと言う非常に細かい「とげ」が無数に刺さっているような症状が見られます。ただ、非常に微細なので、白い金魚などは、発見が遅れる恐れがあります。この病気は転移が非常に早く、あっという間に全身にまわり、死亡します。ヒレが筋に沿って裂けて、筆のようになる事もあります。
ただ、このいずれかの病気であるとは言えません。あくまで、可能性として書いておきます。
また、何か、気づく事があれば、教えてください。
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06
: 名前:あき 投稿日:2006/08/26(土) 23:27:54
- お返事ありがとうございます。
薬なのですがN.Fとしか書いてなく、後の情報はまったく今の時点で判りません。明日薬を買ったお店に電話をして聞いてみます。
出目金なのですが、尾が筋にそって避けてくる症状が出てきました。後尾鰭の付け根に1センチ位の白いカビみたいな固まりもあります。
みんな辛うじて息をしている感じなので本当どうすれば良いのかあたふたするばかりです。
教えて頂いたとおり清潔に水槽を保つようにします。
薬の成分がわかったらまたすぐ下記をしますので宜しくお願いします
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07
: 名前:ちく衛門 投稿日:2006/08/27(日) 00:17:59
- こんばんは。今夜の内に返事を頂けたので、追記します。
通常、薬剤には主要成分や用法が記されているはずですが、それが無いとしたら、今回はこの薬品の使用を止めて、治療法を変えた方が良いと思います。
さて、尾がボロボロに切れていく、似た症状で「尾腐され病」と言う病気があります。この病気は、細菌によるものですが、「裂ける」というより、「溶ける」ように尾が千切れていきます。
「裂ける」とすると、「白雲」の疑いが濃いと思います。尾に見られる「カビ」のようなものを、良く観察してください。明るい場所で、いろいろな角度で。もし、微細な「とげ」が刺さっているのが確認できれば、白雲病と見て良いでしょう。
この病気は、鞭毛虫の寄生によるもので、前述の症状の他に、金魚の色素の分離なども見られます。しかし、こうなると、経験上、殆ど助かりません。この病気は、治療が難しく、致死率が非常に高いのです。
ですから、「最悪の結果」を多少は、覚悟してもらうしかないと思います。
薬品は、メチレンブルーと言った色素系の薬品を用います。グリーンFリキッドなどがこれにあたります。
他の病気を併発している可能性も考慮し、0.5%の塩水と併用(つまり、0.5%塩水に薬品を規定量、投与します。)も良いでしょう。
それとは別に、1.2%前後の高濃度塩水に30分ほど病魚を投入する方法も有りますが、危険が伴う事は知っておいて下さい。
以上、思い当たる事を書きましたが、これは、「白雲病」である、と言う事を前提にしていますから、良く観察して下さい。
また、これまでのお話から、販売店の店員の助言は、話半分で聞くべきだと思います。常識的に考えて、店員の見立ては無茶苦茶です。主要成分の不明な薬品を売るところなども、信頼に値するか、疑問です。
これらの魚は、購入前に既に病気だったと考えるべきで、残念ですが、私の地域にある観賞魚販売店でも、劣悪な病魚を平然と売っている所が、少なからずあります。
貴方が、このような苦悩を味わったのは、恐らく、必然的なことで、気の毒でたまりません。
私で、出来る範囲で助言しますので、また、書き込んで下さい。
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08
: 名前:あき 投稿日:2006/08/27(日) 18:34:47
- こんばんはいつもアドバイス有難うございます!
今朝起きたら出目金が夕方には流金系の茶が死んでしました…。
あと流金系の赤が辛うじて生きてはいるのですが、ヒレを動かす事もほとんど出来ず時間の問題のようです‥。
色々アドバイスをして頂いたのに、このような結果になり残念でなりません。
残りの一匹生きようと頑張っているので、最後までできる限りの事をしてあげようと思います。
次に金魚を購入した時は、その金魚が病気と疑ってかかろうと考えてます。
そういう時はどのような対処をするべきですか?
アドバイス宜しくお願いします。
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09
: 名前:ちく衛門 投稿日:2006/08/27(日) 21:51:11
- こんばんは。
ある程度、予想していましたが、残念です。後一尾が回復してくれると良いですが・・・
さて、金魚を購入する際には、そのお店の金魚を良く観察する必要があります。つまり、病魚の有無を確認します。金魚の病気は感染性が強いですから、購入後に発症する事もあります。
それには、病気の知識が有る程度必要です。とは言え、病気は実際に遭遇しないと判断が難しいものです。それでも、知識があるのと無いのとでは雲泥の差が有ると思います。本や、サイトで、基本的な病気を調べておく事をお勧めします。
購入後ですが、トリートメントと言って、水槽に放つ前に一定期間、薬浴させるのが一般的です。これは非常に重要です。この期間中に病気が見つかれば、そのまま治療になります。
私の場合は、0.5%塩水+抗細菌系の薬品(グリーンFゴールド顆粒など)で一週間〜10日ほどで、信頼がおける購入先の場合は、塩水のみです。実は、今、新たに入手した、らんちゅうを塩水浴中です。
この場合、砂利もフィルターも除いて、エアーレーションによる酸素供給を必ず実施します。春、秋の場合は加温して、やや高めの水温に設定します。今の時期では、常温で構わないと思います。
それと、S水槽と言うと、12リットル程の容量だと思いますが、金魚飼育には、やや小さいと思います。最低でも、45センチは欲しいところで、可能なら60センチをお勧めします。勿論、過程のスペースの関係で不可能な場合もあるかも知れません。S水槽では、多くても2尾、それでも、将来的には大きな水槽を検討する必要は有ると思います。
それでは、残りの金魚に出来る限りの治療をしてあげてください。
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