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01
: 名前:miura 投稿日:2004/06/18(金) 10:05
- こんにちは。
近い将来90cm水槽を設置しようともくろんでいるのですが、
アクリル水槽とガラス水槽、どちらがいいんでしょうか?
一長一短あるとは思いますが、いまいちわからなくて…。
アクリルはこんなところがいいよ、ガラスはこんなところがいいよ、
というご意見ございましたら、お聞かせください。
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02
: 名前:目高 投稿日:2004/06/18(金) 12:57
- アクリルは軽くて(ガラスに対して約3〜5割)、ガラスは重い。
簡単にはこんなところです。
細かくいくと、まず耐久性。
アクリルの場合、接着の際にアクリルシロップや溶剤を使って一体化させるので、耐久性ではガラスよりもはるかに優位です。それに対して、ガラスはシリコーンで接着しなければならないので耐久性では劣ることになります。
アクリルでも接着方法がいくつかあり、サイズや板の厚さ、またメーカーによって方法は様々です。その為、一般ユーザーがその良し悪しを見分けるのは困難です。それよりも、これはガラスにも言えますが、万が一の事故の場合にメーカーがきちんと対応できるか、PL(製造物責任)保険に加入しているかどうか、過去にメーカーが問題(倒産など)を起こしていないかなどをチェックすればいいと思います。
次に安全性。
普段、使用する上でどちらが危険というわけではありませんが、万が一、何かの衝撃で破損した場合、ガラスは粉々に飛び散ったり破片となって散乱します。それに比べ、アクリルなら亀裂や大きなヒビが入るだけなので、人に損傷を与える確率はほとんどないでしょう。破損しても被害が小さいことが予想できる小型水槽では、低価格もあってガラス製が圧倒的なシェアを占めています。
最後に、アクリルの最大にして唯一と言っても過言ではない欠点。
それは、アクリルはガラスに比べてはるかに柔らかく、傷が付きやすいという点です。大型のプレコ(特にパナクエ属)を入れると、3日で透明感のない水槽にされるとか。もっとも、飼育するのは金魚だと思うのでこんな心配はいりませんが。
以上、私が知る特徴をまとめてみました。少しは参考になりましたでしょうか?自分に合った使いやすいほうを選んでくださいね(^-^)
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03
: 名前:金魚好き 投稿日:2004/06/18(金) 13:01
- アクリルガラスというガラスもあります:-)
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04
: 名前:金魚好き 投稿日:2004/06/18(金) 13:13
- アクリル水槽は大きさよりもアクリル板の厚さで値段が変わってきます。
安いアクリル水槽は水をフルに張ると凸レンズのように膨らみますので、アクリル水槽を購入される場合は厚さに注意してみて下さい。
*アクリル水槽の利点の一つに自由に、しかも比較的簡単に加工できるというものがあります。
熱帯魚店などではオーダーメイドで好みの水槽を作ってくれる店も結構ありますよ。
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05
: 名前:金魚好き 投稿日:2004/06/18(金) 13:23
- アクリルとアクリルガラスは同じものです。
通常のガラスが無機ガラスで、アクリルガラスが有機ガラスです。
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06
: 名前:miura 投稿日:2004/06/18(金) 14:37
- >目高さん
miuraです。詳しいお返事ありがとうございます。
たいへん参考になりました。
やっぱりアクリル水槽にしようかなと思っています。
傷が付きやすいということですが、どのくらいで傷が付いてしまうのでしょうか。
僕はガラス水槽ばかり使っているのですが(金魚飼ってます)、
よく内側をスポンジでごしごししてコケを掃除したります。
これでも傷が付いてしまうのでしょうか。
そうだとすると、ちょっと心配なんですけど…。
お時間のあるときにお答えいただければ幸いです。
>04さん
厚さですね。通常何mmくらいあれば安心なんでしょうか。
見たところ側面5mm、底面4mmというのが多いようですけど…。
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07
: 名前:目高 投稿日:2004/06/18(金) 19:06
- 私はベタ飼育のために自作の小型のアクリル水槽を使用しています。それを使ってみた感じとしては、スポンジやウールマットでコケを落とすぶんにはほとんど傷は付きません。付いたとしてもミクロな傷で、水中の傷は見えませんし、外側は光の反射で気付くかなといった程度です。水族館などの水槽はアクリルですが、傷だらけで中が見えないような水槽はありませんよね。大型魚を収容している水槽も大体がアクリルですが、同じことが言えます。硬いもので擦ったりしなければ、曇りガラスのようにはならないのでご安心ください。心配なときは、水を張る前に底面などの目立たないところで、試しに擦ってみるといいと思いますよ。個人的にはウールマットがおすすめです(^-^)使い古しで十分なので、手頃な大きさに切って使うといいですよ。頑固なコケには多少力がいりますが、いきなり硬いもので傷付くよりましですから。
板の厚さは、手元の資料ではアクリルの90(幅)×45(奥)×45(高)pなら6oと書いてあります。180×60×45pの適正が8oとなっているので、水量半分以下の90pなら5oでも大丈夫だとは思います。私も使用したことはないのではっきりとは言えませんが…。いい加減ですみません(-.-;)ただ、先述の事故の場合のメーカーの対応、PL保険などのチェックが合格なら、信用度は大きいでしょう。ちなみに、底面は水槽を置く架台が適正であれば下方向にたわむことはないので、側面よりも30%ほど薄くても差し支えないそうです。
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08
: 名前:miura 投稿日:2004/06/19(土) 00:35
- miuraです。
>目高さん
いろいろとありがとうございます。
これでだいたいアクリル水槽にすることが決定致しました。
といっても、導入はいつになることやら…。部屋を片づけないといけない
(机をひとつ処分する)ので、それが終わってからになります。
水槽台はおそらく檜製のもの(60cm水槽で使っているもの)を
別途作ってもらうので大丈夫だと思います。
ありがとうございました。たいへんためになりました。
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