BBS:【眠り病】についての情報を頂けませんか。。。
BBS:【眠り病】についての情報を頂けませんか。。。

うちの金魚BBS飼育相談室8[0335:【眠り病】についての情報を頂けませんか。。。]
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1: 【眠り病】についての情報を頂けませんか。。。
01 : 名前:蒼金魚 投稿日:2008/08/19(火) 16:40:16
久しぶりに質問をさせて頂きます。
5月から金魚を飼い始め、だいぶ安定した様で現在まで大きな問題は無かったのですが、昨晩辺りからコメット1匹の容態がおかしくなっています。

水槽→23L水槽に18Lの水(PH7.5・亜硝酸1以下)
ろ過・エアポンプ→常備
水温→週間平均27〜30度内
底砂・人口プラント・透明グラス付属
の水槽に、コメット体長約9cmの当歳魚が1匹のみ入っており、
今朝方10時前より、上記水槽にてそのまま0.5%濃度塩水浴
を開始しました。

前日には通常通りのエサやり(朝昼晩1回ずつ→2分以内に食べきれる量)をしており、昨晩以前は通常通り元気な状態でした。
外傷・黒斑・カビ・白点・赤斑・尾腐れ・エラ病・寄生虫・転覆などの一般的によくかかる病状の物は、私見では一切見当たりません。
エサの合図である「3回水槽を軽くコンコンと鳴らす」をすると、エサを求めて動き回るのですが、それ以外では底に沈んでほとんど動かない状態となっています。
金魚屋さんに聞いてみた所、「眠り病ではないか?」との答えが返ってきたのですが、金魚屋さんも眠り病に関しては詳しくないらしく、情報があまり頂けませんでした。
また、インターネットで【眠り病】を検索してみたのですが、鯉の眠り病に関しては"病気発表があった”との記述はあったものの、詳しい症状内容・対策などは載っていません。
金魚の【眠り病】を少しでもご存知の方・何かしらの治療や対策をご存知の方がおられましたら、どんな小さな事でも構いませんので、情報を頂けませんでしょうか。。。
何卒宜しくお願い致します。

02 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2008/08/19(火) 19:07:33
こんにちは、水徳です。
眠り病…確かに鯉の世界にはそんな病名がありましたね(^^;
ただそれは様々な要因で、鯉(には限らないのでしょうが…)が生理的不全を起こして遊泳出来なくなり水底に横たわってしまう症状だったと記憶しています。
原因としては、あらゆる感染症・寄生虫症や水温の急変等の環境変化が引き金になるケースが多いと考えられますので…今回のケースとは、ちょっと違うかなという印象です。

これは私見ですが、突然の体調不良で外的な異常が見当たらない場合は 消化不良か鰓病を疑うのがセオリーかなと思います。
今一度、鰓の動きや排泄の有無を確認してあげてください。
またこういった確認を容易にするためにも、可能なら本水槽からは隔離された方が無難でしょう(感染症の可能性もありますので)。

対処としては、0.6%程度の塩水浴と絶食で様子見となりますかね。
鰓病の気配があれば、迷わず抗菌剤の投薬をお勧めします。
何事もないといいのですが…ご参考までに。

03 : 名前:蒼金魚 投稿日:2008/08/19(火) 20:31:16
水徳さん、こんばんわです。
さっそくのコメント、ありがとうございます!
眠り病。。。鯉の病気なんですね^^;

フンが白っぽくやや透明がかっている。フン量が少ない。
という点から、消化不良と鰓病初期が頭には浮んではおりました^^;
やはり、そっちの線を疑った方が良いみたいですね。
エラは今の所、口を動かすのに連動して両鰓共に動いてはおります。
3時間ほど相方と交代制で見ていましたが、底砂・壁に体をこすり付ける行為はありません。

今朝からはエサやりを中止し、絶食をさせておりますので、とりあえずは、このまま0.5%〜0.6%での塩水浴を続けながら、様子を見てみたいと思っております。

本水槽からの隔離なのですが、現在コメットを入れている水槽には他が全くおらず問題の子1匹のみなので、とりあえずはその水槽そのままで塩水浴実行しました。
エラの動き・体表などの細かい様子を見る際には、1L計量の大型計量カップに水ごとすくい上げて全体を見ている状況です。
今空いているのは2L小型金魚鉢(エアストーンのみ)なのですが、そちらに移した方が良いのでしょうか。

備考としまして
現在我が家にあるのは「アグテン」で、金魚屋さんに聞いた所、
「0.5%塩水浴の段階で投入するのは、現段階では止めた方が良いかもしれない(アグテンにも塩成分的な物が含まれており、濃度が変わる可能性がある・塩水による水質変化したばかりで、さらに投薬による水質変化の影響を考慮)」
と言われた為、現段階での投入は避け、1週間程塩水浴で様子を見た後、状態によっては塩分濃度を下げてから投薬してみたいと思っておりますが、いかがでしょうか?

今一度、アドバイス頂ければ幸いです。

04 : 名前:水徳◆pwaPEbXM 投稿日:2008/08/19(火) 21:48:55
伺う限りでは消化不良っぽいですね。
ただ鰓病や感染症等との併発はごく当たり前に起こりえますから、そちらへの警戒は怠りなく^^

単独飼育であっても隔離をお勧めしたのは、細菌感染症の疑いを否定できないことと 前述した観察の容易さがあるからです。
例えば感染症の場合は、病原体が水槽内に蔓延してしまっていることも考えられますよね?
そのような状況下で仮に投薬したとしても、充分な薬効は得られないケースもあるでしょう。
また病魚が粘膜を大量に分泌したり排泄したりしても、本水槽で濾過器が吸い込んだり底砂に紛れたりすると それも確認しにくくなるわけです。
ただ、2リットルの金魚鉢では…(^_^;)
もし隔離されるなら、10リットルは確保してやるべきですね。
水槽でなくても、衣装ケースやバケツで代用可能です。
衣装ケースは20リットルは確保できるものが多く何かと使えて重宝しますし、治療効果も格段に上がってきますよ^^

最後に投薬の件ですが、投薬するということは鰓病を含む感染症系だと判断された…ということになりますね。
この場合は病気の特定が急務で、それに合わせた薬剤の選択が大切です。
お手持ちのアグテンはマラカイトグリーンという薬効成分からなる薬剤で、主に白点病などの原虫系疾患や水カビ病に対する効果が大きいものと認識しています(説明書には尾腐れあたりにも効くとされているかも?)。
つまりもし鰓病の原因が一般的なカラムナリス等の細菌感染によるものなら、ほとんど効果を得られない公算が大です(経験上ですが…)。

またマラカイトグリーンは非常に魚毒性が高く、高水温下でさらにそれが高まります。
現在の30℃近い水温ですと、相当なリスクを負うことになることもお知らせしておきます。

…ということで、つまるところ闇雲に投薬することは命取りになりかねません。
鰓病の場合は、まず抗菌剤の投薬で様子見するのがセオリーでしょう。
エルバージュやグリーンFゴールド顆粒、パラザンやグリーンFゴールドリキッドがそれにあたります。
病気発生の際は必ずお世話になるであろう面々ですから、ひとつ常備しておくといいかもしれませんね。

05 : 名前:蒼金魚 投稿日:2008/08/19(火) 22:49:11
水徳さん、度々のアドバイスありがとうございます!

消化不良の線を考えつつ、併発合併には充分注意しながら様子を見ようと思います。
場所が寝室の為、衣装ケースは難しいのですが、バケツは灯台下暗しでした。
今日はもう遅いので無理かと思いますが、早速相方にも伝えて明日に備えてみたいと思います。

投薬はやはり、現状しない方が良さそうですね。
アグテン以外の常備薬品が無いので、また金魚屋にグリーンFゴールドも買いに行って来ます!
詳しいご説明、本当にありがとうございました!!


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